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令和になって一月余り経ったが、相変わらず日々は慌ただしく過ぎてゆき、令和になっても何も変わらない。

ウェブ上で公開されていた即位儀式の様子を見ると、その恭しい儀式はおよそ現代らしからぬような、神話の世界のように思えて面白かった。同時に、高貴な血縁によって創られた「神話」は庶民である自分には関係はないな、と思った。

 

祝日の日々はほとんど家に篭って本を読み、晴れた日は荒川の辺りに出掛けた。

荒川彩湖までドライブし、グラウンドで野球をしている少年チームや、公園で寛いでいる人々を眺め、荒川、びん沼で釣りをした。

帰り、コンビニの横にあった唐揚げ屋で買った唐揚げを食べながら、田圃を眺めた。夕日を受け光る水田や、作業をしている農夫が美しかった。些細なできごとは、慌ただしい日々のなかで次第に忘れていってしまう。こういった美しいと感じることをなるべく忘れないようにしなければいけない、と思った。