先日30歳になった。

学生の頃は、28歳までには何ものかにならねばならない、という焦りのようなものがあった。大体好きな作家や音楽家は28歳までにはデビューしているので、自分のなかで28歳という年齢を人生において成すべき目標の一つの区切りとして定めていた。

大学3年生の頃に南青山RED SHOESでの企画に出演した際も、誘ってくれたカレッジ・インディー・レーベルの主催の方に、ライブ後、「これだけは覚えておいて欲しいけど、28歳までが勝負ですよ」と真剣な眼差しでアドバイスを頂いたことを覚えている。

その時は、そうだなあと思ったが、いまになって思うとそれは正しくはない、と思う。継続すること、続けてゆくことしかないしかないのだと、いまは思っている。

そういうことに、30歳になる前に気が付くことができて良かった。

 

3/30 高円寺AMP Cafeでの企画、ミンモアは初めてのパーカッション編成で楽しかった。

出演してもらった、かもめのジョナサン、myband(松園量介+山口晋二郎+浦裕幸)

Tako Mizutani、皆さまありがとうございました。

 

ライブが終わり、途中コンビニで休憩したりしながら、川口の自宅に着いたのは午前4時だった。

自分は助手席でうとうとしながら、人通りの少ない道路を夜から朝にかけ、東京から埼玉まで車で移動した。何か夢のようだった。

帰宅するとすぐに布団に入って寝た。起きるとテレビで新しい元号が発表されていた。平成もあと一か月ほどで終わる。